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ティムールを離れ、いざ!!【ジャンドモンスター】
2014年10月4日 TCG全般 コメント (2)ローテーションが絡むが故、いや、テーロスがパッとしないせいか…?
KTK参入によるスタンダード環境の変化は大きいですね。
私は環境初期からティムールで大会に出ていますが、ティムール(およびグルール等の信心系)には決定的な弱点があります。それは、
「飛行がどうしようもない」
本当にどうしようもなくないですか・・・
環境には、
《カマキリの乗り手/Mantis Rider(KTK)》
《アラシンの上級歩哨/High Sentinels of Arashin(KTK)》
《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon(THS)》
《風番いのロック/Wingmate Roc(KTK)》
《龍語りのサルカン/Sarkhan, the Dragonspeaker(KTK)》
など非常に強力な飛行クリーチャーで溢れています。
一方、ティムールは飛行に対し、
《高木の巨人/Arbor Colossus(THS)》
《女王スズメバチ/Hornet Queen(M15)》
《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon(THS)》
がクリーチャーによる対策と考えられますが、いやさ…
重いよ
ということになる訳です。
飛行への必死の回答として
《スズメバチの巣/Hornet Nest(M15)》
+火力(Ex.《マグマの噴流/Magma Jet(THS)》)
まで考え、出来上がったデッキがこちら
☆Creatures 22
4《爪鳴らしの神秘家/Rattleclaw Mystic(KTK)》
4《森の女人像/Sylvan Caryatid(THS)》
4《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix(BNG)》
2《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater(THS)》
3《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon(THS)》
1《高木の巨人/Arbor Colossus(THS)》
1《女王スズメバチ/Hornet Queen(M15)》
1《スズメバチの巣/Hornet Nest(M15)》
1《狩猟の神、ナイレア/Nylea, God of the Hunt(THS)》
1《歓楽の神、ゼナゴス/Xenagos, God of Revels(BNG)》
☆Sorceries 2
2《火口の爪/Crater’s Claws(KTK)》
☆Instants 6
4《召喚の調べ/Chord of Calling(M15)》
2《マグマの噴流/Magma Jet(THS)》
☆PlanesWalkers 6
3《歓楽者ゼナゴス/Xenagos, the Reveler(THS)》
1《紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster(M15)》
2《龍語りのサルカン/Sarkhan, the Dragonspeaker(KTK)》
Lands 24
Sideboards 15
2《マグマの噴流/Magma Jet(THS)》
2《マグマのしぶき/Magma Spray(JOU)》
2《スズメバチの巣/Hornet Nest(M15)》
1《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon(THS)》
3《否認/Negate(M15)》
3《再利用の賢者/Reclamation Sage(M15)》
1《紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster(M15)》
1《サグのやっかいもの/Sagu Mauler(KTK)》
メインで強烈に飛行をメタろうにも勝ち筋が弱まるばかりで、
結局このようなサイド戦得略にならざるを得ませんでした。
特に序盤から3点を叩きこんでくるカマキリの乗り手は非常に苦手とします。ジェスカイに対しては、ポルクラノスなんて赤子同然ですからね。
戦えるのは嵐の息吹のドラゴンくらいでした。
ひとたび盤面をこちら側に引き寄せれば勝ちまではあっという間ではありますが、5マナの全体除去も余裕で間に合われてしまう点、なかなか苦しいものがあります。もう少しクリーチャー以外のスペルを練るべきでした。
ただ、メインに積んだ4枚の
《召喚の調べ/Chord of Calling(M15)》
これはめちゃくちゃ強い。4枚でも全く腐らずに使えました。
まぁ、それは置いといてこのデッキ、いかがなものか。
そこで環境に多い優秀な飛行クリーチャーに対応できることを前提にチューニングをすることとしました。
まず、飛行クリーチャーのタフネスですが、先ほどのリストアップの通り4がほとんどです。
火力で除去するには
《かき立てる炎/Stoke the Flames(M15)》
《宿命的火災/Fated Conflagration(BNG)》
がまず候補に挙がってくるのではないでしょうか。
4マナ域、それは赤緑にとって最も忙しいマナ域です。
私は《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix(BNG)》も4マナ域としてカウントしていますし、マナクリを除くデッキの初動は4マナです。
除去に対してこのコストは高すぎる&召集で殴りたいクリーチャーをタップするのは弱いという考え方からこれらは採用に至りませんでした。
緑の除去枠には
《セテッサ式戦術/Setessan Tactics(JOU)》
《凶暴な殴打(KTK)》
などなどありますが、クリーチャーの有無依存ってのはあまり好みじゃありません。
はぁ・・・どうすんの。
天の声(黒の除去はつよい…。)
天の声(タフネス関係ない…。)
天の声(除去なら思考停止…。)
「…!! 破滅の刃つよいじゃん!!」
このときティムール引退を決意。
やっぱジャンドですわ(思考停止)
新たな方向性になるときはなるべく4積みからスタート。
これが私のポリシーなので
ジャンドモンスターのたたき台としたのが、こちら
☆Creatures 22
4《爪鳴らしの神秘家/Rattleclaw Mystic(KTK)》
4《森の女人像/Sylvan Caryatid(THS)》
4《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix(BNG)》
4⇒2《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater(THS)》
4《荒野の収穫者/Reaper of the Wilds(THS)》
4《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon(THS)》
☆Sorceries 4
2⇒4《火口の爪/Crater’s Claws(KTK)》
☆Instants 6
4《破滅の刃/Doom Blade(M14)》
2《残忍な切断/Murderous Cut(KTK)》
☆PlanesWalkers 3
2《紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster(M15)》
2《龍語りのサルカン/Sarkhan, the Dragonspeaker(KTK)》
Lands 24
4《樹木茂る山麓/Wooded Foothills(KTK)》
2《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire(KTK)》
4《奔放の神殿/Temple of Abandon(THS)》
4《疾病の神殿/Temple of Malady(JOU)》
2《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes(M15)》
4《森/Forest》
3《山/Mountain》
1《沼/Swamp》
Sideboards 15
2《マグマの噴流/Magma Jet(THS)》
2《マグマのしぶき/Magma Spray(JOU)》
4《神々の憤怒/Anger of the Gods(THS)》
3《思考囲い/Thoughtseize(THS)》
4《再利用の賢者/Reclamation Sage(M15)》
枚数の微調整を施し現状はこのような形を採用しています。
荒野の収穫者はなかなかいいですね。
破滅の刃で落とせない《包囲サイ/Siege Rhino(KTK)》が止まります。
《軍族の解体者/Butcher of the Horde(KTK)》
こいつはなかなか落としづらい。
嵐の息吹のドラゴンでにらみ合ううちに火口の爪打つしかないでしょう。
そうそう、火口の爪ですが、思ったよりも強い印象ですね。
4マナで獰猛達成後、5マナで6点火力は魅力的ですが、
何よりも獰猛未達成でも4点火力、そう4点が叩きこめる。
本体を直接狙える点で黒の除去とは役割が少し異なります。
破滅の刃について、本来《英雄の破滅/Hero’s Downfall(THS)》を積むはずでしょうが、黒の極端に薄い構成であるため、手札で唱えられないカードになる可能性を考えました。
そもそも英雄の破滅を採用することはプレインズウォーカーに触ろうとすることと同義と考えられます。それは火口の爪に任せる形で良いかもしれません。
これも火口の爪増量の理由の一つです。
忠誠度5まで即到達するソリンは、獰猛未達成の場合はきつくなりそうですが、その他はまず確実に落とせます。(サルカンやニッサなど、場合によってはアドバンテージを持っていかれますが…強えぇ…)
え???ニッサ何でいれないんですかって???
高っっっっけーーーからに
決まってんだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おしまい
KTK参入によるスタンダード環境の変化は大きいですね。
私は環境初期からティムールで大会に出ていますが、ティムール(およびグルール等の信心系)には決定的な弱点があります。それは、
「飛行がどうしようもない」
本当にどうしようもなくないですか・・・
環境には、
《カマキリの乗り手/Mantis Rider(KTK)》
《アラシンの上級歩哨/High Sentinels of Arashin(KTK)》
《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon(THS)》
《風番いのロック/Wingmate Roc(KTK)》
《龍語りのサルカン/Sarkhan, the Dragonspeaker(KTK)》
など非常に強力な飛行クリーチャーで溢れています。
一方、ティムールは飛行に対し、
《高木の巨人/Arbor Colossus(THS)》
《女王スズメバチ/Hornet Queen(M15)》
《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon(THS)》
がクリーチャーによる対策と考えられますが、いやさ…
重いよ
ということになる訳です。
飛行への必死の回答として
《スズメバチの巣/Hornet Nest(M15)》
+火力(Ex.《マグマの噴流/Magma Jet(THS)》)
まで考え、出来上がったデッキがこちら
☆Creatures 22
4《爪鳴らしの神秘家/Rattleclaw Mystic(KTK)》
4《森の女人像/Sylvan Caryatid(THS)》
4《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix(BNG)》
2《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater(THS)》
3《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon(THS)》
1《高木の巨人/Arbor Colossus(THS)》
1《女王スズメバチ/Hornet Queen(M15)》
1《スズメバチの巣/Hornet Nest(M15)》
1《狩猟の神、ナイレア/Nylea, God of the Hunt(THS)》
1《歓楽の神、ゼナゴス/Xenagos, God of Revels(BNG)》
☆Sorceries 2
2《火口の爪/Crater’s Claws(KTK)》
☆Instants 6
4《召喚の調べ/Chord of Calling(M15)》
2《マグマの噴流/Magma Jet(THS)》
☆PlanesWalkers 6
3《歓楽者ゼナゴス/Xenagos, the Reveler(THS)》
1《紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster(M15)》
2《龍語りのサルカン/Sarkhan, the Dragonspeaker(KTK)》
Lands 24
Sideboards 15
2《マグマの噴流/Magma Jet(THS)》
2《マグマのしぶき/Magma Spray(JOU)》
2《スズメバチの巣/Hornet Nest(M15)》
1《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon(THS)》
3《否認/Negate(M15)》
3《再利用の賢者/Reclamation Sage(M15)》
1《紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster(M15)》
1《サグのやっかいもの/Sagu Mauler(KTK)》
メインで強烈に飛行をメタろうにも勝ち筋が弱まるばかりで、
結局このようなサイド戦得略にならざるを得ませんでした。
特に序盤から3点を叩きこんでくるカマキリの乗り手は非常に苦手とします。ジェスカイに対しては、ポルクラノスなんて赤子同然ですからね。
戦えるのは嵐の息吹のドラゴンくらいでした。
ひとたび盤面をこちら側に引き寄せれば勝ちまではあっという間ではありますが、5マナの全体除去も余裕で間に合われてしまう点、なかなか苦しいものがあります。もう少しクリーチャー以外のスペルを練るべきでした。
ただ、メインに積んだ4枚の
《召喚の調べ/Chord of Calling(M15)》
これはめちゃくちゃ強い。4枚でも全く腐らずに使えました。
まぁ、それは置いといてこのデッキ、いかがなものか。
そこで環境に多い優秀な飛行クリーチャーに対応できることを前提にチューニングをすることとしました。
まず、飛行クリーチャーのタフネスですが、先ほどのリストアップの通り4がほとんどです。
火力で除去するには
《かき立てる炎/Stoke the Flames(M15)》
《宿命的火災/Fated Conflagration(BNG)》
がまず候補に挙がってくるのではないでしょうか。
4マナ域、それは赤緑にとって最も忙しいマナ域です。
私は《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix(BNG)》も4マナ域としてカウントしていますし、マナクリを除くデッキの初動は4マナです。
除去に対してこのコストは高すぎる&召集で殴りたいクリーチャーをタップするのは弱いという考え方からこれらは採用に至りませんでした。
緑の除去枠には
《セテッサ式戦術/Setessan Tactics(JOU)》
《凶暴な殴打(KTK)》
などなどありますが、クリーチャーの有無依存ってのはあまり好みじゃありません。
はぁ・・・どうすんの。
天の声(黒の除去はつよい…。)
天の声(タフネス関係ない…。)
天の声(除去なら思考停止…。)
「…!! 破滅の刃つよいじゃん!!」
このときティムール引退を決意。
やっぱジャンドですわ(思考停止)
新たな方向性になるときはなるべく4積みからスタート。
これが私のポリシーなので
ジャンドモンスターのたたき台としたのが、こちら
☆Creatures 22
4《爪鳴らしの神秘家/Rattleclaw Mystic(KTK)》
4《森の女人像/Sylvan Caryatid(THS)》
4《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix(BNG)》
4⇒2《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater(THS)》
4《荒野の収穫者/Reaper of the Wilds(THS)》
4《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon(THS)》
☆Sorceries 4
2⇒4《火口の爪/Crater’s Claws(KTK)》
☆Instants 6
4《破滅の刃/Doom Blade(M14)》
2《残忍な切断/Murderous Cut(KTK)》
☆PlanesWalkers 3
2《紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster(M15)》
2《龍語りのサルカン/Sarkhan, the Dragonspeaker(KTK)》
Lands 24
4《樹木茂る山麓/Wooded Foothills(KTK)》
2《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire(KTK)》
4《奔放の神殿/Temple of Abandon(THS)》
4《疾病の神殿/Temple of Malady(JOU)》
2《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes(M15)》
4《森/Forest》
3《山/Mountain》
1《沼/Swamp》
Sideboards 15
2《マグマの噴流/Magma Jet(THS)》
2《マグマのしぶき/Magma Spray(JOU)》
4《神々の憤怒/Anger of the Gods(THS)》
3《思考囲い/Thoughtseize(THS)》
4《再利用の賢者/Reclamation Sage(M15)》
枚数の微調整を施し現状はこのような形を採用しています。
荒野の収穫者はなかなかいいですね。
破滅の刃で落とせない《包囲サイ/Siege Rhino(KTK)》が止まります。
《軍族の解体者/Butcher of the Horde(KTK)》
こいつはなかなか落としづらい。
嵐の息吹のドラゴンでにらみ合ううちに火口の爪打つしかないでしょう。
そうそう、火口の爪ですが、思ったよりも強い印象ですね。
4マナで獰猛達成後、5マナで6点火力は魅力的ですが、
何よりも獰猛未達成でも4点火力、そう4点が叩きこめる。
本体を直接狙える点で黒の除去とは役割が少し異なります。
破滅の刃について、本来《英雄の破滅/Hero’s Downfall(THS)》を積むはずでしょうが、黒の極端に薄い構成であるため、手札で唱えられないカードになる可能性を考えました。
そもそも英雄の破滅を採用することはプレインズウォーカーに触ろうとすることと同義と考えられます。それは火口の爪に任せる形で良いかもしれません。
これも火口の爪増量の理由の一つです。
忠誠度5まで即到達するソリンは、獰猛未達成の場合はきつくなりそうですが、その他はまず確実に落とせます。(サルカンやニッサなど、場合によってはアドバンテージを持っていかれますが…強えぇ…)
え???ニッサ何でいれないんですかって???
高っっっっけーーーからに
決まってんだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おしまい
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《破滅の刃/Doom Blade(M14)》
(M14)
(M14)
(M14)