ティムゴリさんのウホウホな毎日 【ティムールアグロ】
2014年10月20日 TCG全般ティムゴリさんは気付きました。
「僕は弱いんだ…」
ティムゴリさんはティムール境にすむ勇ましい雄ゴリ、年齢は35歳だ。
こんないい歳して実は仕事がない。NEETだ。
いや、違う。仕事がないんじゃない。
最近じゃ、バカだったはずのゴブリンが幅を利かせこちらをちらりと見ては鼻で笑う。空にはカマキリが飛び交いすばやく滑空し、「おまえは何ができるの?バナナ食うこと?チョーウケる。」と言わんばかりに見下してくるではないか。街ではエネゴリ君に人気は集中。胸を叩きウホウホするだけであんなに慕われることがティムゴリさんには理解できなかった。
そう、ティムゴリさんはひどくお怒りであった。
しかし、君は一人じゃない!
あらゆる生物にバカにされる中、人間たちは彼をそんな目で見たりはしなかったのだ。
さぁ行こう!!ティムゴリくん!!毎日ウホウホしていこう!!(謎)
はい、ということで今回はティムールアグロを考えてみました。
とりあえずゴリラ使おうぜってことで構築スタート。
ミッドレンジは在りきたりなので、重コントロールかアグロとしたかったのですが、前者はアドバンテージの取れるカードがなかなか取りづらい印象だったのでまずはアグロ案を仕上げてみました。
今回も前回の果敢デッキに続き非常に安価なデッキとなっています。
まずは前駆体、
Creatures 18
4《僧院の速槍/Monastery Swiftspear(KTK)》
4《荒野の後継者/Heir of the Wilds(KTK)》
4《ジェスカイの長老/Jeskai Elder(KTK)》
2《形態の職工/Artisan of Forms(THS)》
4《凶暴な拳刃/Savage Knuckleblade(KTK)》
Sorceries 3
3《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》
Instants 19
4《トリトンの戦術/Triton Tactics(THS)》
4《槌の一撃/Fall of the Hammer(BNG)》
4《稲妻の一撃/Lightning Strike(THS)》
1《強大化/Become Immense(KTK)》
2《タイタンの力/Titan’s Strength(THS)》
4《群衆の決起/Rouse the Mob(JOU)》
Lands 20
実際作ってみると、やりたいことは分かるのだけれどなんかしっくりこない感触でした。
《荒野の後継者》の接死+《槌の一撃》や《トリトンの戦術》によるクリーチャー除去、確かに素敵ではあります。《形態の職工》が居ればさらにおいしくブロックなんてことも。
とはいえ、アグロとは言いつつもやや後ろ向きであることは否めませんでした。
次にドローと火力を増量しこのような形もテストしました。
Creatures 13
4《僧院の速槍/Monastery Swiftspear(KTK)》
4《ジェスカイの長老/Jeskai Elder(KTK)》
1《形態の職工/Artisan of Forms(THS)》
4《凶暴な拳刃/Savage Knuckleblade(KTK)》
Sorceries 3
3《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》
Instants 24
4《トリトンの戦術/Triton Tactics(THS)》
4《群衆の決起/Rouse the Mob(JOU)》
4《稲妻の一撃/Lightning Strike(THS)》
2《タイタンの力/Titan’s Strength(THS)》
4《空中隊形/Aerial Formation(JOU)》
4《灼熱の血/Searing Blood(BNG)》
2《白鳥の歌/Swan Song(THS)》
Lands 20
《空中隊形》はカマキリ意識で入れてみました。「果敢クリーチャー+空中隊形」で3/4飛行により討ち取るいいアイデアではありますが、こちらの動きに対応して火力や除去を打たれるのも怖いですね。
《灼熱の血》+《白鳥の歌》もとてもいいコンボですが、自殺行為になりかねないためやはりメインに入れ続ける勇気はありませんでした。
《戦場の秘術師/Battlefield Thaumaturge(JOU)》+《難局/Hour of Need(JOU)》
こちらも考えましたが、やや動きがもっさりとして、他のXマナスペルとも十分な力が引き出されるような選択とはなりませんでした。
調整の結果…劣化しました。完全に劣化。もう何やってんのか自分でも謎、状態。
ティムールの闇に飲まれそうなところでしたが、ここでもう一度このデッキのコンセプトを確認することにしました。
私が求める形は、
①接死を利用した戦術が活きること≒コンバットトリックを重視した細かな立ち回りができること(それが私が好きなタイプのデッキです)
②環境に居る様々なクリーチャーに対応可能であること(カマキリ、サイ、ゴブリン…)
③後手後手にならずカードアドバンテージが取れること(殴る&ドローする)
④ゴリラが邪魔じゃないですか?って言ってくる奴を全力で無視すること。
以上です。
そこから、選出されたカードが以下
《戦士の教訓/Warriors’ Lesson(THS)》
《統率の取れた突撃/Coordinated Assault(THS)》
《トリトンの戦術/Triton Tactics(THS)》
そう、クリーチャー2体を同時に対象に取る1マナスペルです。
《戦士の教訓》ですが、リスト見直すまで全く頭になかったカードですね。
接死クリーチャーのブロックされづらさ、そして《僧院の速槍》の速攻、さらに《形態の職工》のような接死になりえるクリーチャー、これらのクリーチャーはなかなか攻撃してもダメージが少なく立てておきがちですが、このカードによって戦闘に参加するメリットができました。
仮にブロックされても残りの2種類のスペルが多いに役立ちます。
【接死+先制攻撃】&【接死+アンタップしてブロック】
どちらも十分に強く、そして動かしていて楽しい動きとなります。
ここまで接死が活躍するのであればこいつも採用しちゃおう!ということで…
《菅草の蠍/Sedge Scorpion(THS)》
1マナ、接死、1/1
よ・・・弱い???
いいえ、全くそんなことはありませんでした。
おそらく、
《戦士の教訓/Warriors’ Lesson(THS)》
《菅草の蠍/Sedge Scorpion(THS)》
この2枚がこのデッキの芯であることは間違いありません。
1ターン目 《菅草の蠍/Sedge Scorpion(THS)》
2ターン目 《僧院の速槍/Monastery Swiftspear(KTK)》+《戦士の教訓/Warriors’ Lesson(THS)》
これだけで楽しい。大したダメージでなくてもやってやった感があります。
環境のクリーチャーへの対応ですが、
《形態の職工/Artisan of Forms(THS)》
こいつ、かなりできる奴。気付いてしまいました…!! w
カマキリに対しても、自身が飛行を持てばブロックできます。
英雄的誘発には《トリトンの戦術》《統率のとれた戦術》どちらでも討ち取れます。包囲サイに関しても同様です。(《トリトンの戦術》では凍りつかせて終わりですが十分影響力はあります。)
そして、《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster(M15)》も、コピーしてしまえばいいのです。
「ゴメンなさい。買えないんです。コピーで許してください。ハッハッハッハ!!!つえぇぇぇ、ラブルマスター持ってないけどすげぇぇつえええええええ!!!!ハッハッハ」
こんな風に会話すれば間違いなく相手のライフは減り、友達も減っていきます。最高だぜ。
これらの変更点を踏まえ一気に構築完成へ
さぁ、ティムール接死アグロいざ参らん!
Creatures 19
4《僧院の速槍/Monastery Swiftspear(KTK)》
4《菅草の蠍/Sedge Scorpion(THS)》
4《荒野の後継者/Heir of the Wilds(KTK)》
4《形態の職工/Artisan of Forms(THS)》
3《凶暴な拳刃/Savage Knuckleblade(KTK)》
Instants 20
4《統率の取れた突撃/Coordinated Assault(THS)》
4《トリトンの戦術/Triton Tactics(THS)》
4《戦士の教訓/Warriors’ Lesson(THS)》
3《槌の一撃/Fall of the Hammer(BNG)》
4《タッサの試練/Ordeal of Thassa(THS)》
1《強大化/Become Immense(KTK)》
Lands 21
3《樹木茂る山麓/Wooded Foothills(KTK)》
4《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast(M15)》
4《シヴの浅瀬/Shivan Reef(M15)》
4《神秘の神殿/Temple of Mystery(THS)》
3《山/Mountain(KTK)》
3《森/Forest(KTK)》
Sideboards 15
4《稲妻の一撃/Lightning Strike(THS)》
2《マグマのしぶき/Magma Spray(JOU)》
2《白鳥の歌/Swan Song(THS)》
4《灼熱の血/Searing Blood(BNG)》
3《かき立てる炎/Stoke the Flames(M15)》
メインの《タッサの試練/Ordeal of Thassa(THS)》は《層雲歩み/Stratus Walk(BNG)》と悩みましたが、サイズアップを選択。この枠は検討の余地がありそうです。
サイドはバーン構成。こちらは環境をみて今後もう少し練っていきます。
え?ゴリラの枚数減ってるって???
だって、
・・・・・・弱いんだもん。
ゴリラに最後まで優しかったのは3人の人間と1匹のサソリだけでした。おわり
「僕は弱いんだ…」
ティムゴリさんはティムール境にすむ勇ましい雄ゴリ、年齢は35歳だ。
こんないい歳して実は仕事がない。NEETだ。
いや、違う。仕事がないんじゃない。
最近じゃ、バカだったはずのゴブリンが幅を利かせこちらをちらりと見ては鼻で笑う。空にはカマキリが飛び交いすばやく滑空し、「おまえは何ができるの?バナナ食うこと?チョーウケる。」と言わんばかりに見下してくるではないか。街ではエネゴリ君に人気は集中。胸を叩きウホウホするだけであんなに慕われることがティムゴリさんには理解できなかった。
そう、ティムゴリさんはひどくお怒りであった。
しかし、君は一人じゃない!
あらゆる生物にバカにされる中、人間たちは彼をそんな目で見たりはしなかったのだ。
さぁ行こう!!ティムゴリくん!!毎日ウホウホしていこう!!(謎)
はい、ということで今回はティムールアグロを考えてみました。
とりあえずゴリラ使おうぜってことで構築スタート。
ミッドレンジは在りきたりなので、重コントロールかアグロとしたかったのですが、前者はアドバンテージの取れるカードがなかなか取りづらい印象だったのでまずはアグロ案を仕上げてみました。
今回も前回の果敢デッキに続き非常に安価なデッキとなっています。
まずは前駆体、
Creatures 18
4《僧院の速槍/Monastery Swiftspear(KTK)》
4《荒野の後継者/Heir of the Wilds(KTK)》
4《ジェスカイの長老/Jeskai Elder(KTK)》
2《形態の職工/Artisan of Forms(THS)》
4《凶暴な拳刃/Savage Knuckleblade(KTK)》
Sorceries 3
3《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》
Instants 19
4《トリトンの戦術/Triton Tactics(THS)》
4《槌の一撃/Fall of the Hammer(BNG)》
4《稲妻の一撃/Lightning Strike(THS)》
1《強大化/Become Immense(KTK)》
2《タイタンの力/Titan’s Strength(THS)》
4《群衆の決起/Rouse the Mob(JOU)》
Lands 20
実際作ってみると、やりたいことは分かるのだけれどなんかしっくりこない感触でした。
《荒野の後継者》の接死+《槌の一撃》や《トリトンの戦術》によるクリーチャー除去、確かに素敵ではあります。《形態の職工》が居ればさらにおいしくブロックなんてことも。
とはいえ、アグロとは言いつつもやや後ろ向きであることは否めませんでした。
次にドローと火力を増量しこのような形もテストしました。
Creatures 13
4《僧院の速槍/Monastery Swiftspear(KTK)》
4《ジェスカイの長老/Jeskai Elder(KTK)》
1《形態の職工/Artisan of Forms(THS)》
4《凶暴な拳刃/Savage Knuckleblade(KTK)》
Sorceries 3
3《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》
Instants 24
4《トリトンの戦術/Triton Tactics(THS)》
4《群衆の決起/Rouse the Mob(JOU)》
4《稲妻の一撃/Lightning Strike(THS)》
2《タイタンの力/Titan’s Strength(THS)》
4《空中隊形/Aerial Formation(JOU)》
4《灼熱の血/Searing Blood(BNG)》
2《白鳥の歌/Swan Song(THS)》
Lands 20
《空中隊形》はカマキリ意識で入れてみました。「果敢クリーチャー+空中隊形」で3/4飛行により討ち取るいいアイデアではありますが、こちらの動きに対応して火力や除去を打たれるのも怖いですね。
《灼熱の血》+《白鳥の歌》もとてもいいコンボですが、自殺行為になりかねないためやはりメインに入れ続ける勇気はありませんでした。
《戦場の秘術師/Battlefield Thaumaturge(JOU)》+《難局/Hour of Need(JOU)》
こちらも考えましたが、やや動きがもっさりとして、他のXマナスペルとも十分な力が引き出されるような選択とはなりませんでした。
調整の結果…劣化しました。完全に劣化。もう何やってんのか自分でも謎、状態。
ティムールの闇に飲まれそうなところでしたが、ここでもう一度このデッキのコンセプトを確認することにしました。
私が求める形は、
①接死を利用した戦術が活きること≒コンバットトリックを重視した細かな立ち回りができること(それが私が好きなタイプのデッキです)
②環境に居る様々なクリーチャーに対応可能であること(カマキリ、サイ、ゴブリン…)
③後手後手にならずカードアドバンテージが取れること(殴る&ドローする)
④ゴリラが邪魔じゃないですか?って言ってくる奴を全力で無視すること。
以上です。
そこから、選出されたカードが以下
《戦士の教訓/Warriors’ Lesson(THS)》
《統率の取れた突撃/Coordinated Assault(THS)》
《トリトンの戦術/Triton Tactics(THS)》
そう、クリーチャー2体を同時に対象に取る1マナスペルです。
《戦士の教訓》ですが、リスト見直すまで全く頭になかったカードですね。
接死クリーチャーのブロックされづらさ、そして《僧院の速槍》の速攻、さらに《形態の職工》のような接死になりえるクリーチャー、これらのクリーチャーはなかなか攻撃してもダメージが少なく立てておきがちですが、このカードによって戦闘に参加するメリットができました。
仮にブロックされても残りの2種類のスペルが多いに役立ちます。
【接死+先制攻撃】&【接死+アンタップしてブロック】
どちらも十分に強く、そして動かしていて楽しい動きとなります。
ここまで接死が活躍するのであればこいつも採用しちゃおう!ということで…
《菅草の蠍/Sedge Scorpion(THS)》
1マナ、接死、1/1
よ・・・弱い???
いいえ、全くそんなことはありませんでした。
おそらく、
《戦士の教訓/Warriors’ Lesson(THS)》
《菅草の蠍/Sedge Scorpion(THS)》
この2枚がこのデッキの芯であることは間違いありません。
1ターン目 《菅草の蠍/Sedge Scorpion(THS)》
2ターン目 《僧院の速槍/Monastery Swiftspear(KTK)》+《戦士の教訓/Warriors’ Lesson(THS)》
これだけで楽しい。大したダメージでなくてもやってやった感があります。
環境のクリーチャーへの対応ですが、
《形態の職工/Artisan of Forms(THS)》
こいつ、かなりできる奴。気付いてしまいました…!! w
カマキリに対しても、自身が飛行を持てばブロックできます。
英雄的誘発には《トリトンの戦術》《統率のとれた戦術》どちらでも討ち取れます。包囲サイに関しても同様です。(《トリトンの戦術》では凍りつかせて終わりですが十分影響力はあります。)
そして、《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster(M15)》も、コピーしてしまえばいいのです。
「ゴメンなさい。買えないんです。コピーで許してください。ハッハッハッハ!!!つえぇぇぇ、ラブルマスター持ってないけどすげぇぇつえええええええ!!!!ハッハッハ」
こんな風に会話すれば間違いなく相手のライフは減り、友達も減っていきます。最高だぜ。
これらの変更点を踏まえ一気に構築完成へ
さぁ、ティムール接死アグロいざ参らん!
Creatures 19
4《僧院の速槍/Monastery Swiftspear(KTK)》
4《菅草の蠍/Sedge Scorpion(THS)》
4《荒野の後継者/Heir of the Wilds(KTK)》
4《形態の職工/Artisan of Forms(THS)》
3《凶暴な拳刃/Savage Knuckleblade(KTK)》
Instants 20
4《統率の取れた突撃/Coordinated Assault(THS)》
4《トリトンの戦術/Triton Tactics(THS)》
4《戦士の教訓/Warriors’ Lesson(THS)》
3《槌の一撃/Fall of the Hammer(BNG)》
4《タッサの試練/Ordeal of Thassa(THS)》
1《強大化/Become Immense(KTK)》
Lands 21
3《樹木茂る山麓/Wooded Foothills(KTK)》
4《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast(M15)》
4《シヴの浅瀬/Shivan Reef(M15)》
4《神秘の神殿/Temple of Mystery(THS)》
3《山/Mountain(KTK)》
3《森/Forest(KTK)》
Sideboards 15
4《稲妻の一撃/Lightning Strike(THS)》
2《マグマのしぶき/Magma Spray(JOU)》
2《白鳥の歌/Swan Song(THS)》
4《灼熱の血/Searing Blood(BNG)》
3《かき立てる炎/Stoke the Flames(M15)》
メインの《タッサの試練/Ordeal of Thassa(THS)》は《層雲歩み/Stratus Walk(BNG)》と悩みましたが、サイズアップを選択。この枠は検討の余地がありそうです。
サイドはバーン構成。こちらは環境をみて今後もう少し練っていきます。
え?ゴリラの枚数減ってるって???
だって、
・・・・・・弱いんだもん。
ゴリラに最後まで優しかったのは3人の人間と1匹のサソリだけでした。おわり
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